コレクション展
第3期 特集:新収蔵作品のご紹介2
- 日時
- 2025年10月25日(土)-2026年1月25日(日)
- 場所
- 常設展示室
詳細
前期:10月25日(土)-12月7日(日)
後期:12月9日(火)-1月25日(日)
岩手県立美術館では、明治から現代にいたる岩手ゆかりの作家たちの作品を収集し、年4回展示替えを行いながら、常設展示室、萬鐵五郎(よろず・てつごろう)展示室、松本竣介(まつもと・しゅんすけ)・舟越保武(ふなこし・やすたけ)展示室の3室でコレクションを公開しています。
第2期に続き、令和6年度の新収蔵作品をご紹介する今期は、日本の現代美術を代表する作家、菅木志雄(すが・きしお)の作品を中心に展示します。
菅木志雄は1960年代末から70年代初めにかけて起こった美術動向「もの派」を代表する作家として活動、以降、現在まで制作姿勢を変えることなく作品を発表し続けてきました。当館では3年度に菅の個展を開催し、この度、出品作品からインスタレーション作品等4点を収蔵しました。本特集を機に、寄託作品3点も併せて展示し、菅の80年代から現在までの制作を振り返ります。
菅の他、4年度コレクション展で特集した杉本(すぎもと)みゆき、抽象彫刻の先駆である昆野恆(こんの・ひさし)の作品も収蔵され、彼らの創作の変遷が捉えやすくなりました。
さらには、5年度企画展「そのとき、岩手では」から葛西崇(かさい・たかし)、4年度企画展「IMAをうつす7人」から増子博子(ますこ・ひろこ)、また、独特の色面の絵画を長年制作してきた村上誠(むらかみ・まこと)も、新たに所蔵作家に加わりました。
今期は、1960年代から現在まで、岩手の現代美術の流れをたどるラインナップでご覧いただきます。一層充実した岩手県立美術館のコレクションに是非ご注目ください。
第2期に続き、令和6年度の新収蔵作品をご紹介する今期は、日本の現代美術を代表する作家、菅木志雄(すが・きしお)の作品を中心に展示します。
菅木志雄は1960年代末から70年代初めにかけて起こった美術動向「もの派」を代表する作家として活動、以降、現在まで制作姿勢を変えることなく作品を発表し続けてきました。当館では3年度に菅の個展を開催し、この度、出品作品からインスタレーション作品等4点を収蔵しました。本特集を機に、寄託作品3点も併せて展示し、菅の80年代から現在までの制作を振り返ります。
菅の他、4年度コレクション展で特集した杉本(すぎもと)みゆき、抽象彫刻の先駆である昆野恆(こんの・ひさし)の作品も収蔵され、彼らの創作の変遷が捉えやすくなりました。
さらには、5年度企画展「そのとき、岩手では」から葛西崇(かさい・たかし)、4年度企画展「IMAをうつす7人」から増子博子(ますこ・ひろこ)、また、独特の色面の絵画を長年制作してきた村上誠(むらかみ・まこと)も、新たに所蔵作家に加わりました。
今期は、1960年代から現在まで、岩手の現代美術の流れをたどるラインナップでご覧いただきます。一層充実した岩手県立美術館のコレクションに是非ご注目ください。
常設展示室(特集展示以外)
村上善男《頻度n-(2)》
高橋忠彌《三つの黒い太陽と車》
鈴木貫爾《おのころ島》 ほか
高橋忠彌《三つの黒い太陽と車》
鈴木貫爾《おのころ島》 ほか
萬鐵五郎展示室
《仁丹》
《点描風の自画像》
《羅布かづく人》 ほか
松本竣介・舟越保武展示室
松本竣介
《初秋の頃》
《青の風景(少年)》
《人》 ほか
舟越保武
《カンナ》
《T嬢》
《サルビア》 ほか
各展示室において、会期中に一部作品の入替えがあります。
関連イベント
コレクション展関連講座
対談「彩園子という『場』ー菅木志雄と村井睦平の60年」
対談「彩園子という『場』ー菅木志雄と村井睦平の60年」
講師:菅木志雄氏[現代美術家]×村井睦平氏[ギャラリー彩園子オーナー]
日時:2025年11月9日(日) 14:00-15:30
*参加ご希望の方は当日直接ホールにお越しください。参加は無料です。定員120名、先着順です。
*都合により、菅氏の出演がオンラインになる場合があります。
日時:毎月第2・第4土曜日 11:30-(30分程度)
「萬鐵五郎」「松本竣介」「舟越保武」など、毎回テーマを設定し、学芸員が展示解説を行います。
*開始時間は変更する場合があります。
*参加ご希望の方は当日観覧のための常設展観覧券をお持ちの上、直接常設展示室にお越しください。
友の会ボランティアが常設展の展示作品について解説します。実施日時は前月下旬に当館ウェブサイトにてお知らせします。