コレクション展
第2期 特集:新収蔵作品のご紹介1
- 日時
- 2025年7月26日(土)-10月19日(日)
- 場所
- 常設展示室
詳細
前期:7月26日(土)-9月7日(日)
後期:9月9日(火)-10月19日(日)
岩手県立美術館では、明治から現代にいたる岩手ゆかりの作家たちの作品を収集し、年4回展示替えを行いながら、常設展示室、萬鐵五郎(よろず・てつごろう)展示室、松本竣介(まつもと・しゅんすけ)・舟越保武(ふなこし・やすたけ)展示室の3室でコレクションを公開しています。
今期は、令和6年度の美術品収集により取得した新収蔵作品を2回に分けてお披露目するその第1弾で、令和6年3月に逝去した彫刻家、舟越桂(ふなこし・かつら)の作品をはじめとして、当館コレクションに加わった新旧のゆかりの作家の作品を中心に展示します。
舟越桂作品においては、作者が2005年頃から取り組んだスフィンクスのシリーズの彫刻を取得しました。半身半獣で雌雄同体という異形のスフィンクス像で、とりわけ本作は、作者自身のライフマスクから型取りしたガラスパーツが取り付けられており、その特異な姿は見る者の目を奪います。また版画や素描など平面作品も多数加わり、現在、彫刻4点、平面59点という、他に類を見ない充実したコレクションとなっています。今期はこのたびの新収蔵作品に加え、寄託を受けた作品も併せてご覧いただきます。
このほか、令和4年度の自主企画展「IMA(いま)をうつす7人 ―岩手の現代美術家たち―」の出品作から取得した作品のうち、今期は泉田之也(いずみた・ゆきや)、宇田義久(うだ・よしひさ)、中島香緒里(なかしま・かおり)らの作品を展示します。
また、令和5年度の自主企画展「そのとき、岩手では」での展示を機にコレクションに加わった内村吉助(うちむら・きちすけ)や阿部芳太郎(あべ・よしたろう)、萩原吉二(はぎわら・きちじ)など、大正期から昭和前期にかけて活躍した郷土作家たちの作品をご紹介します。
今期は、令和6年度の美術品収集により取得した新収蔵作品を2回に分けてお披露目するその第1弾で、令和6年3月に逝去した彫刻家、舟越桂(ふなこし・かつら)の作品をはじめとして、当館コレクションに加わった新旧のゆかりの作家の作品を中心に展示します。
舟越桂作品においては、作者が2005年頃から取り組んだスフィンクスのシリーズの彫刻を取得しました。半身半獣で雌雄同体という異形のスフィンクス像で、とりわけ本作は、作者自身のライフマスクから型取りしたガラスパーツが取り付けられており、その特異な姿は見る者の目を奪います。また版画や素描など平面作品も多数加わり、現在、彫刻4点、平面59点という、他に類を見ない充実したコレクションとなっています。今期はこのたびの新収蔵作品に加え、寄託を受けた作品も併せてご覧いただきます。
このほか、令和4年度の自主企画展「IMA(いま)をうつす7人 ―岩手の現代美術家たち―」の出品作から取得した作品のうち、今期は泉田之也(いずみた・ゆきや)、宇田義久(うだ・よしひさ)、中島香緒里(なかしま・かおり)らの作品を展示します。
また、令和5年度の自主企画展「そのとき、岩手では」での展示を機にコレクションに加わった内村吉助(うちむら・きちすけ)や阿部芳太郎(あべ・よしたろう)、萩原吉二(はぎわら・きちじ)など、大正期から昭和前期にかけて活躍した郷土作家たちの作品をご紹介します。
常設展示室(特集展示以外)
鈴木盛久(13代)《一文字蓮釜》
深澤紅子《赤い帯のひと》
小野隆生《ミラノの婚約者》 ほか
深澤紅子《赤い帯のひと》
小野隆生《ミラノの婚約者》 ほか
萬鐵五郎展示室
《赤い目の自画像》
《土沢風景》
《宝珠をもつ人》 ほか
松本竣介・舟越保武展示室
松本竣介
《青の風景》
《議事堂のある風景》
《鉄橋近く》 ほか
舟越保武
《隕石》
《女の顔》
《聖セシリア》 ほか
各展示室において、会期中に一部作品の入替えがあります。
関連イベント
日時:毎月第2・第4土曜日 11:30-(30分程度)
「萬鐵五郎」「松本竣介」「舟越保武」など、毎回テーマを設定し、学芸員が展示解説を行います。
*開始時間は変更する場合があります。
*参加ご希望の方は当日観覧のための常設展観覧券をお持ちの上、直接常設展示室にお越しください。
友の会ボランティアが常設展の展示作品について解説します。実施日時は前月下旬に当館ウェブサイトにてお知らせします。