岩手県立美術館

コレクション展

第3期 特集:菅沼綠 無責任な泉

日時
2023年10月21日(土)ー2024年1月21日(日) 
場所
常設展示室

詳細

前期:10月21日(土)ー12月3日(日)

後期:12月5日(火)ー1月21日(日)


 岩手県立美術館では、明治から現代にいたる岩手ゆかりの作家たちの作品を収集し、季節ごとに年4回展示替えを行いながら、常設展示室、萬鐵五郎(よろず・てつごろう)展示室、松本竣介(まつもと・しゅんすけ)・舟越保武(ふなこし・やすたけ)展示室の3室でコレクションを公開しています。
 今期は、花巻市在住の彫刻家、菅沼綠(すがぬま・ろく)を特集します。1946(昭和21)年、東京に生まれた菅沼は、日本大学芸術学部を卒業後、東京を中心に作品の発表を続けていましたが、2000(平成12)年に花巻市東和町に居を移し、以来、同地で彫刻家として活動しています。菅沼作品の特徴は、なんといってもそのユーモラスな形です。「カタチは人の持つ想像力に伝わって、何かを運ぶ」と語る菅沼は、人間がそれぞれにもつ想像の力から生まれる形を求めて制作してきました。特集では、当館コレクションに、1973(昭和48)年発表の再制作作品や、鮮やかな色彩が楽しい最新作を加えた12点で、その画業をたどります。
 このほか今期の展示では、主に昭和期から現代にいたる作家の作品をご覧いただきます。戦前に東京で学び、靉光(あいみつ)や鶴岡政男(つるおか・まさお)らと交流した紫波町出身の画家、小林源平(こばやし・げんぺい)のほか、深澤紅子(ふかざわ・こうこ)や、橋本花(はしもと・はな)、豊川和子(とよかわ・かずこ)、晴山英(はれやま・えい)といった、女流画家たちの競演もお楽しみいただきます。また工芸コーナーでは、今年、101歳を迎えてなお旺盛な制作活動を続ける、染色家、柚木沙弥郎(ゆのき・さみろう)の作品をご紹介します。ぜひこの機会に、個性ゆたかな郷土作家たちの作品の数々に触れてください。

菅沼綠 《無責任な泉》 1986年

常設展示室

靉光《花・変様》
松田松雄《風景(家族-3)》
柚木沙弥郎《2つの長方形》 ほか

萬鐵五郎展示室

萬鐵五郎

《赤い目の自画像》
《風船をもつ女》
《裸婦(宝珠をもつ人)》  ほか

松本竣介・舟越保武展示室

松本竣介

《有楽町駅附近》
《汽車》
《水を飲む子ども》  ほか

舟越保武

《夢の女》
《少女の顔》
《聖セシリア》  ほか

各展示室において、会期中に一部作品の入替えがあります。

2023年度 コレクション展 第3期 作品リスト

2023年度 コレクション展 第3期 作品リスト(3.1MB)

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関連イベント


ワークショップ「平らな積み木」

様々な種類の木を材料にした抽象彫刻の制作を体験します。
講師:菅沼 綠 氏[彫刻家]
日時:2023年12月2日 (土)  10:00ー15:00 *休憩1時間を含みます。

場所:スタジオ

対象:中学生以上一般(定員15名)

*参加無料。事前申込が必要です。申込締切:11月16日(木)
*詳しくはワークショップ「平らな積み木」のページをご覧ください。

学芸員講座「無責任な泉  菅沼綠」

コレクション展特集作家をお招きし学芸員がお話を伺います。
ゲスト:菅沼 綠 氏
聞き手:盛本直美[当館主任専門学芸員]
日時:2023年10月22日(日) 14:00-15:00

場所:ホール

*参加ご希望の方は当日直接ホールにお越しください。参加は無料です。定員100名、先着順です。

コレクショントーク

日時:毎月第2・第4土曜日 11:30-(30分程度)

「萬鐵五郎」「松本竣介」「舟越保武」など、毎回テーマを設定し、学芸員が展示解説を行います。

*開始時間は変更する場合があります。

*参加ご希望の方は当日観覧のためのコレクション展観覧券をお持ちの上、直接常設展示室にお越しください。

ボランティア作品解説

友の会ボランティアが常設展の展示作品について解説します。実施日時は前月下旬に当館ウェブサイトにてお知らせします。

 

岩手県立美術館

所在地
〒020-0866
岩手県盛岡市本宮字松幅12-3
電話
019-658-1711
開館時間
9:30〜18:00(入館は17:30まで)
休館日
月曜日(ただし月曜日が祝日、振替休日の場合は開館し、直後の平日に休館)
年末年始(12月29日から1月3日まで)