岩手県立美術館

企画展

鬼才の画人 谷中安規展 ―1930年代の夢と現実―

日時
2015年4月11日(土)〜2015年5月17日(日) 
場所
企画展示室

詳細

1930年代のモダン都市東京のイメージを取り込みながら、幻想的で夢のような世界を紡ぎだした版画家・谷中安規。本展は谷中の作品約300点を展示し、その表現の変遷をたどるとともに、当時の政治的・社会的動向との関係についても考えてみます。
会  期: 2015年4月11日(土)─5月17日(日)
会  場: 企画展示室
開館時間: 9:30-18:00(入館は17:30まで)
休 館 日: 月曜日(5月4日は開館)、5月7日
主  催: 岩手県立美術館、公益財団法人岩手県文化振興事業団
後  援:
一般社団法人岩手県芸術文化協会、岩手県商工会議所連合会、岩手日報社、盛岡タイムス社、NHK盛岡放送局、IBC岩手放送、テレビ岩手、めんこいテレビ、岩手朝日テレビ、エフエム岩手、ラヂオもりおか、岩手ケーブルテレビジョン、マ・シェリ、情報紙 ゆうゆう
観 覧 料: 一般800円(650円)、高校生・学生500円(400円)、小学生・中学生300円(250円)
*20名以上の団体は、前売料金と同額で観覧できます。
*療育手帳、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方、およびその付き添いの方1名は半額になります。
*企画展観覧券で常設展もご覧になれます。
前売券は2月28日(土)―4月10日(金)まで当館の総合受付カウンターおよび岩手県民会館での販売となります。 *販売終了しました

谷中安規(たになか やすのり、1897-1946)は、1930年代に活躍した版画家です。この時代、東京は関東大震災から復興を遂げモダンで華やかな顔を見せる一方で、社会は戦時体制へと傾斜し、不安と閉塞感が強まっていました。谷中はそのような新東京を糸の切れた風船のようにふわりふわりと放浪しながら、定職も家族ももたず、貧困と孤独のなかで木版画制作に打ち込みました。
 谷中の作品には、奈良の長谷寺で過ごした幼少期や真言宗豊山派の中学校に通っていた時期に養われた仏教観、また、青年期に暮らした朝鮮の風景といった土着的なイメージに加え、ビル群や劇場、飛行船や潜水艦、外国映画のワンシーンやロボットなど、1930年代特有のモダンなイメージも登場します。土着とモダン、これら二つの対照的なイメージを混ぜ合わせた表現は実に多元的で謎めいており、不思議な魅力をたたえています。
 本展覧会は、夢と現実が織りなす幻想的な谷中の作品約300点を展示し、その表現の変遷や、当時の政治的・社会的動向との関係について再考するものです。谷中の画業を振り返ることは1930年代という時代を見直す試みでもあり、さらには私たちの生きる現代社会をも逆照射してくれることでしょう。
関連イベント
◎展覧会会期中は、レストラン「パティオ」にて特別メニューをお楽しみいただけます。

岩手県立美術館

所在地
〒020-0866
岩手県盛岡市本宮字松幅12-3
電話
019-658-1711
開館時間
9:30〜18:00(入館は17:30まで)
休館日
月曜日(ただし月曜日が祝日、振替休日の場合は開館し、直後の平日に休館)
年末年始(12月29日から1月3日まで)