岩手県立美術館

企画展

20世紀陶芸界の鬼才 加守田章二展

日時
2006年6月3日(土)〜2006年7月17日(月) 
場所
企画展示室

詳細

会  期: 2006年6月3日[土]-7月17日[月・祝]
主  催: 岩手県立美術館、遠野市、朝日新聞社、岩手朝日テレビ
後  援: 岩手日報社、NHK盛岡放送局、IBC岩手放送、テレビ岩手、めんこいテレビ、エフエム岩手
協  力: 全日本空輸株式会社、株式会社資生堂
出品点数: 202点
観 覧 料: 一般/800円(650円) 高校・学生/500円(400円)
小・中学生/300円(250円)
( )内は20名以上の団体料金
企画展の観覧料で常設展もご覧になれます
大阪府岸和田市出身の加守田章二(1933-83年)は、20世紀後半の日本陶芸界に異色の才能を燦然と輝かせた陶芸家です。高校時代から美術の才能を発揮し、進学した京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)で富本憲吉のもとで陶芸を学びます。卒業後、茨城県日立市での製陶所勤務を経て1958年に栃木県益子町に移り、翌年独立して本格的な作陶生活を始めました。1961年に妻昌子と共に日本伝統工芸展に初入選してからは、同展への入選を重ねるとともに数々の展覧会にも招待出品し、次第に陶芸家としての地位を確立します。1967年、陶芸界では初の高村光太郎賞を受賞したことで一躍注目を集めた加守田は、同年、伝統的な作風からの脱却を考えて日本伝統工芸展への出品をやめ、また、作陶に専念できる地を求めて岩手県遠野市を訪れます。そして、初めて手にした遠野の土こそが自身の打ち込める土であることを直感的に見出し、二年後にはこの地に陶房を築いて、あたかも修行僧のように制作に励みながら「曲線彫文」や「彩陶」などを始めとする代表作を次々と発表していきました。常に独創的な形とデザインを追求し続けた彼の作品は、従来の陶芸の概念を超え、多くの人々を惹きつけるとともに高い評価を受けました。しかし、1983年、突然の病によって加守田は帰らぬ人となります。その早すぎる死は多くのファンに惜しまれました。
本展では、187点の主要作品に水彩による下絵やスケッチブックなど15点を加えて展示し、「自分の外に無限の宇宙を見る様に、自分の中にも無限の宇宙がある」と述べ、自らの理想に向かってひたむきに作陶を続けた陶芸家・加守田章二の造形の軌跡をたどります。

関連イベント

■ライブラリー・プログラム「やきものの魅力」
 5月30日[火]-7月17日[月・祝]
■企画展講演会「加守田章二の陶芸」
 講師:青木宏氏(栃木県立美術館学芸課長)
 6月11日[日] 14:00-15:30
■ギャラリートーク
 6月16日[金]・6月30日[金]・7月14日[金] 各日14:00-
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岩手県立美術館

所在地
〒020-0866
岩手県盛岡市本宮字松幅12-3
電話
019-658-1711
開館時間
9:30〜18:00(入館は17:30まで)
休館日
月曜日(ただし月曜日が祝日、振替休日の場合は開館し、直後の平日に休館)
年末年始(2019年12月30日から2020年1月1日まで)