岩手県立美術館

コレクション展

第4期 特集:ユーモアとトリック 福田繫雄のポスター

日時
2026年1月31日(土)-2026年4月19日(日)
場所
常設展示室

詳細

前期:1月31日(土)-3月8日(日)

後期:3月10日(火)-4月19日(日)


 岩手県立美術館では、明治から現代にいたる岩手ゆかりの作家たちの作品を収集し、季節ごとに年4回展示替えを行いながら、常設展示室、萬鐵五郎(よろず・てつごろう)展示室、松本竣介(まつもと・しゅんすけ)・舟越保武(ふなこし・やすたけ)展示室の3室でコレクションを公開しています。
 今期の特集では、少年時代を二戸市で過ごし、当館のロゴマークも手がけた県ゆかりのグラフィックデザイナー、福田繁雄(ふくだ・しげお)をとりあげます。1950年代半ばから60年代、東京オリンピックや大阪万博に向けて日本のデザイン界が大きく動き出した時代に、デザイナーとしてのキャリアを歩みはじめた福田は、情報を受けとる人間の「視覚」を基本としたデザインを提唱するとともに、機能主義、合理主義に傾きつつあった時代の流れにあって「遊び」を重視し、大胆でユーモアのある作品を数多く生み出しました。
 当館では、2012年に福田の大回顧展を開催したことをきっかけに、ポスター400点の寄贈を受け、折に触れてコレクション展で紹介してきましたが、前後期あわせて61点の作品を一堂にご紹介するのは初めてとなります。ぜひこの機会に、トリックアートを取り入れた遊び心あふれる福田のデザインワークをご堪能ください。
 このほか今期の展示では、岩手の洋画黎明期の画家、五味清吉(ごみ・せいきち)をはじめ、戦前から戦後にかけて活躍した橋本八百二(はしもと・やおじ)などの作品をご紹介します。さらに、前衛美術を追求した村上善男(むらかみ・よしお)らによる1960年代の作品や、70年代から2000年代までの多様な絵画表現を、松田松雄(まつだ・まつお)、重石晃子(おもいし・こうこ)、ゴトウ・シュウの作品からご覧いただきます。工芸コーナーでは、土を素材にその魅力を引き出しながら制作を続ける伊藤正(いとう・ただし)、泉田之也(いずみた・ゆきや)の作品をご紹介します。時代とともに育まれてきた豊かな岩手の美術をぜひお楽しみください。

福田繁雄《EXPO '70 日本万国博 [公式 1号]》1967年(前期)

常設展示室(特集展示以外)

五味清吉《朝のポーズ》
重石晃子《雪まだ浅し》
泉田之也《積層》 ほか

萬鐵五郎展示室

《風景・丁字路》
《風船をもつ女》
《木の間から見下した町》 ほか

松本竣介・舟越保武展示室

松本竣介
《有楽町駅附近》
《盛岡風景》
《議事堂のある風景》 ほか

舟越保武
《R嬢》
《聖セシリア》
《魚》 ほか

各展示室において、会期中に一部作品の入替えがあります。

関連イベント


コレクション展関連講座
鑑賞ワークショップ「みて、しゃべって、発見しよう 福田繁雄のデザイン」

日時:2026年3月20日(金・祝)  ①10:20-11:30 ②13:20-14:30
会場:常設展示室
講師:当館学芸普及スタッフ
対象:小・中・高校生

*参加ご希望の方は当館ウェブサイト内の各イベント情報ページの申し込みフォームに入力してください(申し込みフォームは準備中です)。

コレクショントーク

日時:毎月第2・第4土曜日 11:30-(30分程度)

「萬鐵五郎」「松本竣介」「舟越保武」など、毎回テーマを設定し、学芸員が展示解説を行います。

*開始時間は変更する場合があります。

*参加ご希望の方は当日観覧のための常設展観覧券をお持ちの上、直接常設展示室にお越しください。

ボランティア作品解説

友の会ボランティアが常設展の展示作品について解説します。実施日時は前月下旬に当館ウェブサイトにてお知らせします。

 

岩手県立美術館

所在地
〒020-0866
岩手県盛岡市本宮字松幅12-3
電話
019-658-1711
開館時間
9:30〜18:00(入館は17:30まで)
休館日
月曜日(ただし月曜日が祝日、振替休日の場合は開館し、直後の平日に休館)
年末年始(12/29~1/2)