岩手県立美術館

常設展

第4期展示 特集:北異のマグマ 大宮政郎

日時
2021年1月30日(土)ー4月25日(日) 
場所
常設展示室

詳細

前期:1月30日(土)ー3月14日(日)

後期:3月16日(火)ー4月25日(日)


 岩手県立美術館では、明治から現代にいたる岩手ゆかりの作家たちの作品を収集し、季節ごとに年4回展示替えを行いながら、常設展示室、萬鐵五郎(よろず・てつごろう)展示室、松本竣介(まつもと・しゅんすけ)・舟越保武(ふなこし・やすたけ)展示室の3室でコレクションを公開しています。
 今期の特集では、盛岡における前衛美術運動の中心人物で、現在もなお活躍を続ける美術家、大宮政郎(おおみや・まさお)をご紹介します。奥州市に生まれた大宮は、1960年代に、村上善男(むらかみ・よしお)らとともに前衛美術グループ「集団N39」を結成、その代表作家として活動しました。その後、新しい表現を求めた大宮は、人間が高速度で移動しながら物を見ることで世界の様相が変化すること、そしてそれこそがスピードの時代である現代に必然的な芸術であるとする「人動説」という美術理論を生み出し、以来30年にわたって独自の作品を制作しました。昨年90歳を迎えた大宮ですが、絵画制作にかける情熱は衰えることなく、近年はドローイングのシリーズを発表しています。本特集では、当館コレクションに、作家所蔵の最新作品を加えて展示し、その画業をたどります。
 そのほか常設展示室では、深澤省三(ふかざわ・しょうぞう)、紅子(こうこ)夫妻や橋本八百二(はしもと・やおじ)、奈知安太郎(なち・やすたろう)ら、戦後岩手の芸術振興へ寄与した洋画家たちから、杉村英一(すぎむら・えいいち)など、大宮と同時代の美術家、また版画家の戸村茂樹(とむら・しげき)や、長谷川誠(はせがわ・まこと)をはじめとする現代美術家たちの作品をご覧いただきます。工芸コーナーでは、高橋萬治(たかはし・まんじ)(3代)や内藤春治(ないとう・はるじ)、鈴木貫爾(すずき・かんじ)らによる工芸作品もご紹介しています。特集と併せてお楽しみください。

大宮政郎 《アトリエの出来事》 1952年

常設展示室

深澤紅子  《少女たち(姉妹)》
村上善男  《流点座標 Current Coordinates》
鈴木盛久(13代)  《網笠釜》 ほか

萬鐵五郎展示室

萬鐵五郎

《赤い目の自画像》

《土沢風景》

《裸婦(宝珠をもつ人)》 ほか

松本竣介・舟越保武展示室

松本竣介

《盛岡風景》

《議事堂のある風景》

《郊外(焼跡風景)》  ほか

舟越保武

《隕石》

《青い魚》

《聖マリア・マグダレナ》  ほか

各展示室において、会期中に一部作品の入替えがあります。

2020年度 常設展 第4期展示 作品リスト

2020年度 常設展 第4期展示 作品リスト(677.7KB)

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関連イベント


講演会「見えないものを求めて90年」

日時:2021年2月13日(土) 14:00-15:30

講師:大宮政郎氏[美術家]

場所:ホール

定員:100名(先着順)

*参加無料。参加ご希望の方は当日直接ホールにお越しください。

詳しくは、講演会「見えないものを求めて90年」のページをご覧ください。

コレクショントーク

日時:毎月第2・第4土曜日 11:30-(15分程度)

「萬鐵五郎」「松本竣介」「舟越保武」など、毎回テーマを設定し、学芸員が展示解説を行います。

*参加ご希望の方は当日観覧のための常設展観覧券をお持ちの上、直接常設展示室にお越しください。


岩手県立美術館

所在地
〒020-0866
岩手県盛岡市本宮字松幅12-3
電話
019-658-1711
開館時間
9:30〜18:00(入館は17:30まで)
休館日
月曜日(ただし月曜日が祝日、振替休日の場合は開館し、直後の平日に休館)
年末年始(12月29日から1月3日まで)