岩手県立美術館

常設展

第2期展示 特集:新収蔵作品のご紹介1

日時
2015年7月3日(金)〜2015年10月4日(日) 
場所
常設展示室

詳細

前期:7月3日(金)―8月16日(日)
後期:8月18日(火)―10月4日(日)
当館所蔵の舟越保武作品は、現在他館で開催中の巡回展「舟越保武彫刻展 -まなざしの向こうに-」に貸出のため、当館常設展での展示作品はごく少数となっております。ご了承ください。

今年度は、第2期と第3期に分け、平成26年度の新収蔵作品をご覧いただきますが、今期はそのうちの9作家による作品をご紹介します。  多足動物のような多肢体、生物の原始的な形をほうふつとさせるモチーフなど、一見不可解ながらもどこか生命力を感じさせる独特の形を創造する舟越直木、鮮やかな色面と大胆な構図で構成される心象風景を表情豊かな筆致で描く杉本みゆき、人間とそれをとりまく現実を鋭く捉え、戦中には松本竣介や麻生三郎らと新人画会を結成した鶴岡政男といった作家たちによる絵画や、モデルのふとしたしぐさと木の素材感から伝わる人物の温かみが魅力の田村史郎による彫刻のほか、宇津宮功、増田常徳、本田健、3代高橋萬治、13代鈴木盛久の作品が新たにコレクションに加わりました。
 また、今回は併せて、修復作業が完了した晴山英、萬鐵五郎、松本竣介の作品も公開します。  

舟越直木《painting》 1996年

舟越直木《painting》 1996年

 なお、松本竣介・舟越保武展示室の舟越保武コーナーでは、これまで公開する機会の少なかったものも含め、松本竣介の初期から晩年までの素描をまとめてご覧いただく展示も行いますので、併せてお楽しみください。

杉本みゆき《MINT TOWER》
鶴岡政男《夜の祭典》
本田 健《からす森》
ほか
会期中に一部作品の入替えがあります。
萬鐵五郎《赤い目の自画像》《薬罐と茶道具のある静物》《男》
ほか
会期中に一部作品の入替えがあります。
松本竣介《序説》《Y市の橋》《パイプ》
ほか
舟越保武《原の城(頭像)》《聖クララ》
ほか
会期中に一部作品の入替えがあります。

岩手県立美術館

所在地
〒020-0866
岩手県盛岡市本宮字松幅12-3
電話
019-658-1711
開館時間
9:30〜18:00(入館は17:30まで)
休館日
月曜日(ただし月曜日が祝日、振替休日の場合は開館し、直後の平日に休館)
年末年始(12月29日から1月3日まで)